創業60年の老舗ならではの、伝統あるたたずまい。
しっかりと焼きあげられたうなぎは、
たれがしっかりと付いていて、
実においしい。
日本には、暑い時期を乗り切るための栄養を付けるために、
土用の丑の日(昔の暦の言い方。うなぎでは夏を指す場合が一般的)に
うなぎを食べる習慣がある。
うなぎには豊富なたんぱく質に加え、
ビタミンA・B群も摂取出来、
夏バテには適した食べ物であるためと言われている。
そんなうんちくを頭に入れて食べると、
食べた後は、元気が出るものである。
しかし、こんなにおいしいうなぎだが、
最近は、心配なニュースをよく目にする。
昨今のうなぎ稚魚の捕獲量の減少に伴い、価格の高騰、
そして国際自然保護連合(ICUN)が”ニホンウナギ”を絶滅危惧種に加えるなど、
うなぎが今後食べられなくなるのでは?
と心配されているのである。
うなぎの生態がまだ解明されていない今、
卵からの養殖が出来ないため、
稚魚の捕獲が養殖の前提となる。
その稚魚が減ってきているのでは、どうしようもない。
乱獲、自然破壊など、人間が招いたしっぺ返しであることは間違いない。
そういった背景の中で、
うなぎがどれだけ貴重な存在であるかを頭にに入れて
一口一口を大事に食べる。
いつまでもおいしい鰻が食べられるよう
切に願うばかりである。
参考)・浜松うなぎ料理専門店振興会 かねりん鰻店
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